今まで見過ごされてきましたが、現代人の足裏の異常は急激に増えてきています。
それは足裏の筋の退化が大きな原因となっています。
足裏の異常は、足、ひざ、腰、首の慢性痛や自律神経失調症(うつなど)、生活習慣病の隠れた原因になっています。激増している足の異常は、大きく分けると2つのパターンがあります。
1つは@”外反母趾”や”内反小指”で、もう1つはA”指上げ足”と呼ばれるもので、足指が浮いていて地面に接地しない、踏ん張っていない状態です。「浮指」とも呼ばれます。
「指上げ足」(浮足)は見ただけではわかりにくく、自覚がないのが特徴です。そのため今まで気がつかなかったのです。
土台が崩れた体は常に揺れと戦うために緊張し続けることのなるのです。
A.足裏の異常が首に繰り返されると | 頚椎と頭蓋骨の接続部に異常が起きて、頭痛、肩こり、めまいの他、自律神経失調症を起こしたり、生活習慣病やそれぞれの慢性病の原因となる。 又、頚椎中間部の損傷は手のシビレなどを起こす。 |
B.足裏の異常が腰に繰り返されると | ヘルニア、分離症、すべり症、狭窄症、ぎっくり腰、慢性腰痛などを起こす。 |
C.足裏の異常がひざに繰り返されると | 変形性膝関節症、半月板損傷、十字靭帯損傷、慢性ひざ痛などを起こす。 |